Part 2 会話する ①

Part 2 厳しいけど学生おもいなんですね ①

 

(1)マリオさんはサンパウロにある日系企業の営業課で働いています。新しく日本から来る課長について、先輩の中村さんと話しています。会話の( )に、適当な言葉を書きましょう。

マリオ:中村さん、ちょっと聞きたいことがあるんですが

中村 :何?

マリオ:来月来る、新しい上司(って)、知ったますか?

中村 :ああ、林課長ね。日本で一緒だったから、知ってるけど、なんで?

マリオ:なんか怖い(っていうか)、厳しい人だって聞いたんで。

中村 :たしかに、今の松田課長とはぜんぜんタイプが違うかもね。

マリオ:松田課長(って)、どっちかというと、上司(っていうより)は、頼りになる兄貴って雰囲気じゃないですか。困ったことがあっても、何でも話せるって感じで。

中村 :そうだよな。松田さんは、たしかにそういう親しみやすい(ところ)があるよな。でも、林課長も厳しい面はあるけど、部下の面倒見はいいぜ。

マリオ:そうですか。じゃあ、大丈夫かな。

中村 :まあ、色んな上司がいて、それぞれ色んな性格がある(ってこと)だな。マリオなら、上手やれると思うから、心配しなくても大丈夫だよ。

(2)今、あなたが勉強している日本語学校で、来週から新しい先生が日本から来ると聞きました。あなたのクラス担当のひろ子先生に、どんな人か聞いてみましょう。

私    :あのう、ひろ子先生(って、よく)知ってますか。

ひろ子先生:はい、日本で一緒に仕事をしたことがあるから、知ってますよ。どうして?

私    :たしか、次の中級2Bのクラス、その新しい先生になるんですよね。で、みんなから新しい先生は、(ポルトガル語で全然話せないし、マジメな人で、小さいことを気にし過ぎるというか、ちょっと神経質なところがあるって聞いたんです。)

ひろ子先生:ああ、たしかに今の中級2Bの桜田先生とは、タイプが違うかもね。

私    :桜先生(って)、 先生っていうよりは、お母さんみたいに心広き人の感じじゃないですか。おおらかで、休む生徒にいつも個人指導してもらっている。後、生徒が成績悪くなったり、心配して、頼りになる話かけて、やっぱり学生い思いなんでしょう。

ひろ子先生:あはは、そうだよね。たしかに桜田先生は気さくだよね 。それに比べたら、新しい先生は、ポルトガル語で話せないから、ちょっと話しにくい雰囲気あるかもね。

私    :みんな、桜田先生のそういう学生い思いが、大好きなので、(ひろ子先生は厳しい)先生だったらやだなぁ。

ひろ子先生:ああ、でもそれは気にしなくても、大丈夫よ。新しい先生は、(ポルトガル語で話せないけれど、スペイン語が上手ですよ。英語もドイツ語も話せます。若いし、てきぱきしていて、パワフルで、学校以外いろいろな活動をいつもしています。例えば、自分のうちに生徒を集まって、日本料理を作ってくれたりします。居酒屋にも出かけたりして、自然に話せる機会になります。心配しなくてもいいよ、ダイナミックな)先生だから。

私    :そうですか。。。、じゃあ大丈夫ですよね。

ひろ子先生:そうそう、まあ色々な先生が(いて、それぞれいいところがあるってことなんです)よね。